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開発者目線で見る、ShopifyとEC-CUBEの違い【アプリ編】

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これまで【基本編】・【テーマ編】としてお届けしてきた「開発者目線で見る、ShopifyとEC-CUBEの違い」シリーズ。

今回は【アプリ編】と題して、ShopifyとEC-CUBEのアプリに関する特徴の違いをご紹介します。

【過去の記事はこちら】
>>開発者目線で見る、ShopifyとEC-CUBEの違い【基本編】
>>開発者目線で見る、ShopifyとEC-CUBEの違い【テーマ編】

ShopifyとEC-CUBEのアプリ4つの違い

今回ShopifyとEC-CUBEのアプリに関して特徴の違いをご紹介しますが、ポイントは大きく4つに分けられます。

  • アプリの数
  • 導入時の干渉
  • セキュリティ
  • 価格

1.アプリの数

1つ目はアプリの数です。

ShopifyとEC-CUBEにはいずれもアプリストアが存在し、アプリを導入することでショップに機能を追加することができます。

2021年11月現在のアプリの数を比較すると、Shopifyは約6,000種類以上なのに対してEC-CUBEは約1,500種類と、Shopifyが数の面で圧倒的に優れていることが分かります。

EC-CUBEではVer.によってアプリ対応の有無が分かれるケースも多いですが、ShopifyではほぼすべてのアプリがVer.に対応しているため、選択肢はさらに多くなるといえるでしょう。

一方でShopifyの懸念ポイントとしては、あまりにアプリの種類が多いため、複数のアプリを比較しなければならないケースあるということ。独自性の高いデザインや機能を持つショップでは、アプリの吟味に労力がかかる可能性があります。

また、既存のアプリが求める機能が足りない場合、プログラムを改変して機能を足すことができないため、アプリの新規開発が必要な場合があります。

2.導入時の干渉

2つ目はアプリ導入時の干渉です。

EC-CUBEは、EC-CUBE本体と同じサーバーにアプリをインストールするため、アプリを導入した際にデザインや他のアプリとの干渉が発生してしまうケースがあります。これはWordPressなども同様で、エンジニアとしては導入を慎重に判断しなければなりません。

一方のShopifyでは、サーバーは独立しているためアプリを導入した際の干渉を心配する必要がありません。仮に不具合が発生しても可逆性があるため、安心してアプリを導入することができます。

これはアプリをとりあえず試してみたいといったケースでは非常に助かるポイントで、Shopifyの強みと呼べるでしょう。

3.セキュリティ

セキュリティが強固な点も、Shopifyの強みと呼べます。

Shopifyはアプリをインストールする際に、アクセス情報の取得や利用、権限に関して、毎回確認画面が設けられています。例えば、iPhoneで位置情報を取得する際、許可するか確認されるようなイメージです。

これはセキュリティ被害や不必要な情報を提供したくないユーザーにとっては安心材料と呼べるでしょう。

また、Shopifyのセキュリティ意識の高さはアプリの審査(レビュー)時にも感じることができ、アプリの機能と関係ないアクセス情報や個人情報を取得するような仕様が含まれている場合、レビュアーから改善するよう指摘されます。

こうしたアプリ開発段階での意識の高さも、特筆すべきポイントです。

4.価格

最後に比較するのが、価格面です。

ShopifyとEC-CUBEではアプリの支払い方法がそもそも違っています。Shopifyはサブスクモデルを採用しており、複数のプランを用意することができます。

一方のEC-CUBEは買い切りの仕組みを導入しており、その分価格は割高です。欲しいアプリが確定している状態であれば問題ありませんが、お試しで使ってみたいといったケースではやや不便に感じることがあります。

また、事業者としても複数のプランが用意できることで、ユーザーがアプリをインストールするハードルを低く設定できるといったメリットも得られるでしょう。

まとめ

今回は、「開発者目線で見る、ShopifyとEC-CUBEの違い」シリーズの【アプリ編】をお届けしました。

ShopifyとEC-CUBEではどちらもアプリを使って機能を追加することができますが、Shopifyはアプリの数が多い点や、導入時の干渉リスクが低い点、セキュリティ面で安心感が大きいなど、さまざまなメリットがあります。また、サブスクモデルでアプリを利用できるため、手軽にアプリを追加できる点も強みといえるでしょう。

一方で、種類が多いが故に欲しいアプリを探すための労力がかかる点や、アプリの見極めに専門的な知識が必要な点などがネックといえます。

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