当社は、「鳥獣被害対策グッズ販売 イノホイ」を運営しており、創業以来、イノシシやシカ用の罠などの鳥獣被害対策グッズの販売を通じて、全国の農作物を守り続けてきました。
この度、当社取扱商材の中でも全国で多数の設置実績を誇る、家畜伝染病の防疫対策消毒ゲート「Mgate1000S」を、
江夏商事ホールディングス株式会社のグループ会社である、ひなたライン株式会社(本社:鹿児島県薩摩郡さつま町、代表取締役社長:髙橋 剛、以下「ひなたライン社」)にご採用いただき、設置が完了しました。
従来、動物の疫病対策は発生後に講じられるケースが一般的ですが、今回のひなたライン社の取り組みは、発生前に予防策を導入する先進的な事例です。これにより、南九州(宮崎・鹿児島)の養鶏業のさらなる発展に大きく寄与することを目的としています。
ひなたライン株式会社 HP:http://www.hinataline.enatsu.co.jp/

複数拠点に設置することで、より強固な疫病対策を実現



今回の家畜伝染病の防疫対策消毒ゲート「Mgate1000S」の設置は、従来のように養鶏場など施設の出入口に限定するのではなく、配送経路周辺にも展開した点が特徴です。ひなたライン社が自ら土地を確保し、複数拠点に消毒箇所を設置することで、移動時における防疫対策にも配慮した、県内でも極めて手厚い防疫体制が整いました。
本取り組みが実例となり、県内外の同業者にとって手本となる、先進的な施策へと発展することが期待されます。
商品詳細ページ「 Mgate1000S」:https://inohoi.com/products/m-gate-1000s
設置コストの削減で、より良い畜産活動に繋げる

家畜伝染病の防疫対策消毒ゲート「Mgate1000S」は、株式会社FORCUM(本社:宮崎県小林市、代表:嶋田 順一、以下「FORCUM社」)が開発し、5年前から販売している商品です。
開発の背景には、2010年に県内で発生した口蹄疫による甚大な被害があります。当時、畜産関係者は防疫対策として数百万円を超える消毒ゲートの導入を余儀なくされ、その負担は非常に大きいものでした。こうした状況を受け、FORCUM社は「より安価で導入しやすい消毒ゲート」を開発し、県内畜産業務への貢献を目指しました。
当社はこの商品を宮崎から全国へ広めることを目的に、インターネットを活用した広報活動を展開し、宮崎県内にとどまらず、全国の企業へ導入を進めてまいりました。
今後も全国の畜産関係者のために、さらなる商品の改良を加え、日本の食の安全に貢献していきたいと考えています。
また、本商品は「第12回全国和牛能力共進会」の家畜運搬車両ゲートとして採用され、鳥インフルエンザ、口蹄疫、豚熱などの家畜伝染病の予防対策として広く認知されるに至りました。手動式の消毒噴霧ゲートとは異なり、ドライバーが降車する必要がないことも大きな特徴です。
株式会社FORCUM HP:https://www.forcum.jp/