2021年2月で、refactoryは4期目に入りました。
副業からスタートし、現在は約15名のメンバーとともに「inhoi.com」「働く現場のECサイト リファクトリー」の2サイトを運営しながら町工場のDXに取り組むrefactoryですが、本格的に操業し始めたのはちょうど1年ほど前。
代表 守屋はその頃に会社のVMV(VISION・MISSION・VALUE)を定めています。
社内で毎日そのフレーズが使われるほど浸透していると感じるrefactoryのVMVの中でも特に印象的な「ワタシ、自由自在。」というVISIONについて、改めて話を聞いてみました。
ワタシ、自由自在。
=選択できる自由があるということ
−早速ですが、refactoryが掲げているVISIONについて教えてください。
守屋:refactoryは、「ワタシ、自由自在。」というVISIONを掲げています。
これはどのような状態かというと、「選択できる自由がある」ということだと考えています。
「選択できる」というのは、自分自身で選択肢を見出して、そこに向かって進むことが出来る”強さ”を持っているということです。
”強さ”とは、人格的な強さ(ブレない軸)、職能的な強さ(スキルの高低)、経済的な強さを想定していて、その強さがあると、自分自身への理解が深まってコントロールすることが可能になると思っています。
例えば、焦っている自分や、弱い気持ちの自分を認めることができたり、自分が苦手としていることを周りに伝えられたりすれば、次のステップで何をどうするのかを自分も周りも考えて選びながら進むことができますよね?
「次にどうするか選べる状態である」というのが、強いんです。
選択を手に入れる強さを身に着けることが大事だと考えています。
−多角的な強さを手に入れることで、どう進むかを選択できる状態になりたいということですね。
守屋:はい。refactoryで働いているメンバーにはそれぞれの人生をより豊かに歩んでほしいと考えているので、自己成長に加えて経済的な強さを得ることができれば、選択の自由も広がると考えています。
経済的な強さはまず会社が健全な経営で成長していくことも重要なので、そのためにも企業としての成長目標を作り、全員で達成していきたいです。
同時に私たちがなぜこれをやっているのか、どのようにやっていくのかという軸をぶらしたくない、同じ気持ちで進んでいきたいという気持ちもあり、VMVを策定しました。
経済的な強さや人格的な強さを身に着けて、それぞれが選択の自由を手に入れたときに「ワタシ、自由自在。」が実現できると考えています。
−VISIONの実現に向けて、具体的に取り組んでいることはありますか?
守屋:まずは着実に事業を成長させていくというところにみんなで取り組んでいるのですが、Bizdevだけでなく、バックオフィス部分もかなり重視しています。
今期から執行役員をお願いしている青木を中心にバックオフィス業務を強化しているところです。
青木は今年小学生になるお子さんがいます。
家庭と仕事のバランスや時間配分などについて話をしたうえで最適な方法を考え、選んだ結果が「彼女に執行役員として業務を遂行してもらう」という着地でした。
これまでに彼女が出してきた成果は圧倒的に強い。
そして稼働時間やオフィスへの出勤がこれまで通りではうまく生活が回らなさそうだということを伝えてくれたので、会社として次の動きを選択しました。
「ワタシ、自由自在。」の小さな一歩かなと思っています。