refactory logo refactory logo

マイページから領収書を手軽に発行できる機能を開発しました

マイページ 領収書発行機能 導入事例イメージ

REFACTORYが運営するECサイト「イノホイ」において、マイページから領収書を手軽にダウンロードできる機能を開発しました。

本機能はShopify(ショッピファイ)の既存アプリを国内仕様に調整し、利便性の向上を実現。また、複数のアプリを組み合わせることで新たな機能が追加されています。

【Issue:課題】業務効率の改善とお客様の利便性向上を目指す

これまでイノホイでは、お客さまから領収書の発行を依頼される度に、既存のサービスを利用してその都度発行を行っていました。毎回お客様の購入データを突き合わせて領収書を発行するのは業務効率が悪く、メール等で領収書を送信するまで、お客様をお待たせすることになります。

そこで、業務効率を高めつつ、お客様にとって利便性の高いサービスを提供することを目的に自社でサービス開発に取り組みました。

【Solution:解決】既存アプリをカスタマイズしUI向上を実現

Shopifyでは既存のアプリでも領収書を発行できる機能を追加することができます。しかしShopifyそのものが海外を拠点に置くサービスのため、日本語や商慣習にマッチしていない部分が多くありました。

例えば、

・県名がローマ字表示で表示されてしまう。

・支払い項目の「代引き」が海外表記の「Cash on delivery」と表示されてしまう

・日本の商習慣独自の項目(但し書きなど)が不足している。

といった具合です。

REFACTORYではまずこの部分を修正するため、『Order Printer Pro』と呼ばれる既存の領収書アプリベースに、国内でも使いやすいように仕様の調整を行いました。

また、領収書の二重発行を防止するための機能として、『Mechanic』と呼ばれるアプリを組み合わせました。独自のAPIを作成できるMechanicを活用することで、

・タグが付いていない場合は領収書を新規で発行

・タグが付いている場合は領収書に「再発行」と記載

するといった仕組みを導入し、新たに機能を持たせました。

領収書を発行したいお客さまは、イノホイのマイページからいつでも手軽にダウンロードすることが可能となり、UIの向上に繋げることができました。また、業務効率の改善や領収書発行に関する人為的なミスを軽減し、より質の高いサービスを提供することができます。

Order Printer Pro:https://apps.shopify.com/order-printer-pro?locale=ja

Mechanic:https://apps.shopify.com/mechanic?locale=ja

Related
関連するブログ記事