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【サイト構築エピソード】Shopifyだから実現できた制作期間3日でのオープン│粋仙

【サイト構築エピソード】Shopifyだから実現できた制作期間3日でのオープン│粋仙

refactoryがサイト構築に携わった事例をエピソード形式でご紹介する「サイト構築エピソード」。

第二回は、宮崎地鶏の名店として県内外に多くファンを持つ飲食店「粋仙」の構築エピソードをご紹介します。

宮崎の新鮮な地鶏を堪能できる名店・粋仙

粋仙

宮崎駅から徒歩5分。粋仙(すいせん)は新鮮な宮崎地鶏を使った料理を堪能できる、鶏料理の専門店です。

看板メニューの炭火焼はこだわり抜いた備長炭を使用。その日の朝に仕入れた地鶏の鮮度や肉質を見極め、火加減や火の当て方にまでこだわります。柔らかな食感と共に口中に広がるのは、ジューシーな肉汁と凝縮された鶏の旨味。チキン南蛮や朝どれの鶏刺しなど、宮崎の郷土料理も人気です。

粋仙 商品

県内はもちろん、県外からわざわざ足を運ぶファンも多く、宮崎の名店として多くの人に愛され続けています。

コロナ禍の危機に何か手助けできないかとEC制作を逆オファー

今回粋仙のECサイトを構築したのは、refactoryからの逆オファーがきっかけでした。

コロナ禍で多くの飲食店が営業停止となり危機を迎えましたが、粋仙も度重なる緊急事態宣言や自粛要請の影響で大きなダメージを受けていました。refactoryの守屋は粋仙と20年来の交流があり、公私ともに親しい間柄。何か助けになれないかと考えた末、提案したのがECサイトの構築でした。

ECであれば、実店舗を運営することなく新たな収益源を創出できます。なにより、refatoryの強みであるEC分野のノウハウをフルに活かせるのもポイントでした。

Shopifyだから実現できた制作期間3日でのオープン

粋仙のサイト構築ではShopifyの強みが存分に発揮されました。

Shopifyには多彩なデザインテンプレートが用意されており、商品画像とテキストさえ用意できれば、すぐにでもECサイトをオープンできます。実際、粋仙のサイト構築では、オープンまでの制作期間がわずか3日と、圧倒的なスピードで開発が進みました。ShopifyにはデフォルトでEC運営に関する機能が網羅されている点も、大きな強みとなりました。

また、ECという業態のメリットがあらためてフォーカスされたのも、今回の事例の特徴です。コロナ禍で新たなマネタイズ方法を模索している事業者にとって、実店舗を使わずWeb上で商品を販売できるECは取り組みやすい方法でした。外出自粛によりネットショッピング需要が増加したことも追い風となりました。

粋仙から学んだECにおけるブランド力の強み

一方で、コロナ禍ではECの集客や売上を見越した施策が見過ごされがちなケースが散見されました。「ECを立ち上げること」がゴールになり、本来注力すべき購入につながる具体的なアクションに乏しかった印象です。これは、コロナ禍により売上が大幅に減少し、広告予算が限られていた点も理由に挙げられます。

こうした状況にあって粋仙は、長年愛され続けてきたお店のブランド力が大きな強みとなりました。これまで粋仙の味に酔いしれた県内外のファンが、SNSを中心に情報を発信。数珠つなぎのようにECサイトの存在が知れ渡り、集客や購入を後押ししてくれました。

巣ごもり消費が落ち着きをみせた現在でも、粋仙のECサイトは売上が伸び続けています。これは「美味しい粋仙の炭火焼を食べたい」「あの味を家でも楽しみたい」といったユーザーのニーズにしっかり応え続けている証でもあります。

refactoryのメンバーは長年EC事業に携わってきましたが、あらためて実直にユーザーのニーズに応えながら、ブランド力を積み上げていく重要性を再認識しました。多くのECサイトが乱立する中、日本中の人に受け入れてもらえるサイトを運営するのは至難の業です。しかし、一定の条件やニーズを満たしユーザーに応えることができれば、しっかりと成果に繋がることを粋仙の事例から学ぶことができました。

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