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Shopifyでアプリを使わずに商品の閲覧履歴を表示させる方法

Shopifyでアプリを使わずに商品の閲覧履歴を表示させる方法

ECサイトでは「最近見た商品」や「最近チェックした商品」といった具合に、閲覧履歴が表示ができるサイトがあります。

これはサイト内の回遊性向上や購入訴求に効果が高く、Shopifyサイトでも導入している事業者が少なくありません。

そこで今回は、Shopifyサイトを運営する事業者からニーズが高い商品の閲覧履歴を、アプリを使わずに表示させる方法についてご紹介します。

購入データをブラウザに保存して閲覧履歴を表示する

Shopifyでアプリを使わずに閲覧履歴を表示させる方法として、購入データをブラウザに保存して閲覧履歴を表示する方法が挙げられます。

まずユーザーがサイトにアクセスした際に、セッションストレージにデータを保存する処理を実装します。このデータから商品IDやハンドルを保存して、Javascriptでタイトルや画像URLなどを取得します。この方法ならJavaScriptを使って商品の閲覧履歴を表示できるため、アプリを利用する必要がありません。

またこれ以外の方法として、検索ページを使って閲覧履歴を表示する方法がありますが、汎用性が低いといった課題があります。基本的には、閲覧データをブラウザに保存する方法を使うのがおすすめでしょう。

Shopifyのデフォルト機能で閲覧履歴は表示できないのか?

さて、そもそもの疑問としてShopifyのデフォルト機能では閲覧履歴は表示できないのでしょうか。

結論から述べると、デフォルトでは閲覧履歴の機能は用意されていません。冒頭でご紹介した方法や、アプリを導入しなければ機能は追加できません(一部有料テーマでは閲覧履歴機能が利用可能)。

アプリで商品の閲覧履歴機能を追加する際の留意点

Shopifyではアプリを使って機能を拡充できます。商品の閲覧履歴を表示するアプリも用意されており、これを使って閲覧履歴を表示することが可能です。アプリは手軽に機能を追加でき、Shopifyのサービスの大きな強みと言えます。

一方でアプリは英語圏向けのサービスが多く、日本語対応が少ない点がネックです。デザインの部分では、テーマとの相性やカスタマイズした部分との干渉が起こる可能性があるなど、デザインの自由度が制限される可能性があります。

またコストの負担が増える点もネックでしょう。有料アプリを導入するとなると、月額でのコストの負担が発生するため、少しでもコストを抑えたいならアプリの導入には慎重な判断が必要です。

まとめ

今回はShopifyでアプリを使わずに商品の閲覧履歴を表示させる方法についてご紹介しました。商品の閲覧履歴はサイト内の回遊性向上や購入訴求に効果が高く、Shopifyサイトを運営する事業者からもニーズが高い機能です。

閲覧履歴はアプリを利用して機能を追加できますが、日本語対応やデザインの制限、コストの負担増などがネックと言えます。今回ご紹介したアプリを使わない方法なら、こうした課題を解決しつつユーザーの利便性向上を図れるでしょう。

refactoryではShopifyエキスパートとしてアプリ導入時のアドバイスや、サイトに適した形へのカスタマイズを提供しています。また、自社アプリの開発にも取り組み、Shopifyへの高いノウハウを元に、お客様への最適なご提案を行っています。

Shopifyに関するご相談があれば、お気軽にrefactoryへお問い合わせください。

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