インタビュイー
WALPAオンラインストア サイトマネジャー 笹 鮎未 様
ー会社・サービスについてー洋服を着替えるように気軽に壁紙も着替えてみる
「壁紙屋本舗」と「輸入壁紙専門店WALPA」のWEBショップを展開している株式会社フィル。
そのうち「輸入壁紙専門店WALPA」(以下「WALPA」)は「洋服を着替えるように気軽に壁紙も着替えてみる」をコンセプトにしており、合計15ヶ国・150ブランド・常時20,000~30,000点もの輸入壁紙を取り扱われている店舗様です。
取り扱い商品数の多い「WALPA」にはその商品情報に対応できるECプラットフォームが必要であり、それがShopifyでした。
今回は「WALPA」の笹様に、Shopifyやrefactoryに対する思いを伺いました。
WALPAには世界中の壁紙が集まっていることから、インテリアにこだわりをもつハイエンド層、ファッショナブルなお客様に多くご利用いただいております。海外ブランドに慣れ、グローバルにお買い物を楽しまれている方にShopifyは使い勝手が良さそうです。
現在の人気商品は、ミューラルタイプの壁紙です。パノラミックな壁画的壁紙(ミューラル)と呼ばれるパターンリピートのない壁紙で、WALPAでは2012年より日本にいち早くこの壁画的壁紙(ミューラル)をセレクトし提供してきました。
Shopifyではレスポンシブ機能もあり、端末によって適切にサイジングしてくれるので、壁紙のルームピクチャーを綺麗に見せられることも気に入っています。”
ーShopify導入の経緯や思い・Shopify PlusについてーShopifyで「できたらいいな」を実現する
「WALPA」がShopifyに移行したのは昨年の2月のこと。ちょうどECサイトのリニューアルを考え始めたときに、refactoryからShopify移行の紹介を受けたのが移行検討のきっかけとなったそうです。
Shopify移行前は他のカートシステムを使用していましたが、サイト運営においていくつかの課題を感じるようになったといいます。
・注文後の数量、金額変更ができずお客様のご負担になることが多々あった。
⇒「ストア側で変更でき、変更後のお客様承認を持ってご注文成立となればいいのに」
・商品のカラーバリエーションや壁紙の特徴を伝えるために、画像追加の操作性難易度や掲載枚数、メディアの種類に
制限があった。
⇒「商品ページにかんたんに追加できたらいいのに」
この他にもいくつか課題を感じていましたが、Shopifyに移行したことで、解決できたことはたくさんあると笹様は語ります。
“Shopify移行前に感じていた「これができたらいいな」がShopifyにしたことでカスタマイズしやすくなりました。
WALPAでは海外デザイナーとデザインライセンスを結び、自社で製造も行っています。
もともとあった壁紙オーダーシステムを活用し、社内生産システムと連結できるように、refactoryにカスタマイズをしてもらいました。”
また同社ではShopifyのワンランク上のShopify Plusを利用しています。Shopify Plusでは最大10サイトまでストアをオープンすることができ、「WALPA」の機能をそのまま「壁紙屋本舗」のリニューアル時に反映するなど、ストア毎の良いところをうまく活用しながら運営されています。
“Shopifyでは機能面やデザインの変更など日々アップデートされています。
リニューアル当初はShopify Plusのプランではチェックアウトのカスタマイズができることが魅力でしたが、アップデートによりチェックアウトのカスタマイズができなくなるということもありました。
その都度サイトの改修が必要になることもありますが、refactoryが対応方法・最善策を一緒に考えてくださるので対応できています。
操作面では、アップデートがあっても直感的に触って使うことができています。Shopifyは英語ベースなので最初は不安を感じていましたが、慣れれば問題ありません。”
ー今後の展望・Shopifyやrefactoryに対する期待ーお客様を思い、環境にも配慮する
Shopifyを活用して今後やりたいこととして、ネットショッピングに不慣れなお客様でも気軽に商品を購入できるような仕組みづくりを構築していきたいと語る笹様。お客様を第一に考える企業姿勢が端々に感じられます。
“WALPAでは海外のデザイナーとデザイン契約を結び、おもろいデザインを国内製造し配送エネルギーをかけずに日本のお客様にお届けすることにより、海外からの輸入にかかるCO2を削減することができると考えています。
また、壁紙を印刷する紙に環境に優しいリサイクル素材や自然素材を使用するなど、脱塩ビの環境に優しい製品をさらに増やしていくことを目標としています。”
「WALPA」の今後の展望として、「海外デザイナーとのコラボ商品の更なる展開」と「自社生産のオリジナル商品の販売強化」を考えていると笹様は語ります。
“今はオンラインストアを担当していますが、最初は店舗スタッフとして入社し、壁紙のこと、お客様のことを しっかり学んだ上でサイト運営に関わることになりました。
ストア経験を活かしてオンライン上でも同じようにお客様に壁紙の魅力を感じてほしいという思いで望んでいますが、refactoryのサポートのおかげで日々アップデートできサイトが育ってきています。”
カスタマーファーストで企画・運営をされている「WALPA」の思いに寄り添いながら、refactoryはこれからも共に歩んでいきます。