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Shopify向け代引きアプリ「MR.DAIBIKI」の開発エピソード【前編】

refactoryではこの度、Shopify向けの代引きアプリ「MR.DAIBIKI」を開発いたしました。

そこで今回から、前後半の2回に分けて、MR.DAIBIKIの開発にあたっての当社の取り組みをご紹介したいと思います。

前編となる本記事では、MR.DAIBIKIの特徴や、なぜ開発を進めたのかその背景について解説します。

Shopify向けの代引きアプリ「MR.DAIBIKI」を開発

MR.DAIBIKIは、refactoryが開発したShopify向けの代引きアプリです。

>>MR.DAIBIKIのアプリはこちら

最大の特徴は、日本で馴染み深い代引き決済を、アプリを追加することで簡単に導入・自動化できるということ。購入金額に応じてユーザーから手数料を徴収することができ、手数料を含めた合計金額が自動で計算される仕組みとなっています。

有料の料金プランは全3種類。プランごとに月間の注文件数の上限が設定されており、自社の利用規模に応じて選択することができます。

手数料は購入金額に応じて4種類まで設定することが可能。また、購入者へのメール配信機能も用意されており、プランによってはSMSメッセージの送信にも対応しています。

事業者は代引き決済に関する工程を自動化することができ、ユーザーは手数料まで含めた合計金額をその場で確認できるので、商品お届け時のトラブルやクレームを未然に防ぎます。

>>MR.DAIBIKIの操作方法についての動画はこちら

なぜ代引き決済アプリの開発を進めたのか?

では、refactoryでは今回、なぜ代引き決済アプリの開発を進めたのでしょうか。背景にあるのは、日本と海外の商習慣の違いです。

海外では代引き決済の商習慣がなく日本人には不便だった

日本では一般的な代引き決済ですが、海外の商習慣ではあまり馴染みのない決済手法の1つです。

Shopifyのデフォルト機能でも、代引き決済に相当する決済方法を追加することはできますが、手数料を設定することはできませんでした。

そのため、事業者は自社で代引き料金を負担したり、手作業で手数料を入力するといった作業が必要でした。

日本での代引き決済へのニーズは高い

また、日本の商習慣として、代引き決済へのニーズが高い点も開発を進めた理由の1つです。

日本人はキャッシュレス決済への抵抗感が海外に比べて強く、現金での支払いを好む傾向にあります。代引き決済はこうした現金決済を希望するユーザーにとっては不可欠で、ニーズは非常に高いといえます。

日本のEC構築サービスでは、デフォルトで代引き決済が用意されていることからも、日本人の商習慣に代引き決済が根付いていることが伺えるでしょう。

MR.DAIBIKIで日本の商習慣へのニーズに応える

話を整理すると、refactoryがMR.DAIBIKIの開発を進めた理由として、

  • 海外では代引き決済に馴染みがない
  • shopifyのデフォルト機能では代引き手数料を設定できない
  • 日本では代引き決済へのニーズは高い

という背景がありました。

Shopifyは海外発のサービスとして年々進化を続けていますが、一部では日本の商習慣に対応しきれていない部分が見られます。refactoryでは今後もMR.DAIBIKIや、すでにリリースしたMR.POINTなど、日本の商習慣へのニーズに応えるためのアプリ開発を進めていきます。

次回の後編では、MR.DAIBIKIの開発過程での取り組みについてご紹介します。

>>MR.POINTのプレスリリースはこちら

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