会社名 | 株式会社イノセント |
所在地 | 宮崎県都城市 |
取扱商材 | METALSISTEM(メタルシステム)の正規輸入・販売 |
URL | https://store.metalsistem.jp/ |
イタリアのMETALSISTEMの正規輸入・販売を行う株式会社イノセント。同社の事業や商品・サービスへの思い、そしてrefactoryのマーケティング支援についてお話を伺いました。
ー株式会社イノセントについてご紹介をお願いします。
当社は2004年に畜産商材を取り扱う会社として設立しました。
その後、新規事業として2016年からイタリアのMETALSISTEMの正規輸入・販売を開始しました。
ーMETALSISTEMについて教えてください。
METALSISTEMは、業務用から家庭用まで幅広い分野の金属製品を製造・販売しているイタリアのメーカーです。
中でも、スチールシェルフは、高品質な生産技術を背景に、優れたデザイン、安全性、そしてコストパフォーマンスが評価され、世界中で高く支持されています。
ーMETALSISTEMのスチールシェルフの魅力を教えてください。
プラスチック製にはない「かっこよさ」と、物や商品を引き立てる「無機質さ」が魅力です。
そのため、デザイナーや画家のアトリエ、アパレルショップの陳列棚など、感度の高い方々にも多く選ばれています。もちろん、ご家庭のガレージや収納棚としても幅広くご愛用いただいています。
さらに、棚の高さや棚板の位置等の細かなカスタマイズも可能で、テレビ台やガレージ収納など、用途に応じて自由に拡張できる柔軟性も大きな特長です。
国内で同じクオリティを持つ金属ラックはほとんどなく、METALSISTEMの製品はまさに唯一無二の存在だと感じています。
ーMETALSISTEMを正規販売されるにあたっての御社のこだわりを教えてください。
取扱い開始当初、日本国内にもMETALSISTEM製品を扱う企業がいくつかありましたが、パーツ販売や限られたラインナップにとどまっていました。
当社では「売れるかどうかはやってみないとわからない」という考えのもと、METALSISTEMの製品ラインナップを揃え、日本のお客様の「欲しい」にアプローチしていきました。
例えば、棚板の段数や高さのバリエーションを豊富に取りそろえることで、「これがあれば買ったのに」という機会損失を防ぎ、お客様の「買わない理由」を全て取り除くことを心がけています。
ーサービス面でも工夫されていると伺いました。詳しく教えてください。
製品だけでなく、サービス面でも、これまでの経験を踏まえながら、お客様にとって何が本当に必要かを見極め、よりよいサービスを提供できるよう、日々改善に取り組んでいます。
高さのカット加工やパーツなど、お客様一人一人で欲しいものが異なるため、梱包はすべて受注ごとに行っています。
また安全面の配慮として、頑丈な軍手を同梱し、お客様に注意喚起を必ず見てもらえるような梱包の工夫もしています。
説明書も不要な説明は省き、より見やすく、わかりやすいようにアップデートを重ねていったりと、お客様の視点に立っての最善のサービスを常に心がけています。
METALSISTEM製品自体のクオリティが非常に高いため、METALSISTEMと当社との間でも強い信頼関係があり、お客様に対しても自信を持って商品をお届けできています。
当社がこれまでに取り扱ってきた商品においては、口コミによって売上を伸ばしてきたものも多く、今後もそうした「横の広がり」を大切にしていきたいと考えています。
ーrefactoryからはどのようなマーケティング支援を受けていますか。
「広告運用」の支援をお願いしています。
具体的には、Google広告、Yahoo広告、Meta広告(Facebook・Instagram)などへの運用を通じて、売上向上のサポートを受けています。
ーマーケティング支援の依頼に至ったきっかけを教えてください。
METALSISTEMの取扱いを始めた当初、自社サイトの立ち上げに関するノウハウがなく、なかなか前に進めずにいました。
そこで同じ宮崎にあるrefactoryに出会い、最初はECサイトの制作を依頼しました。
現在では、広告運用を中心としたマーケティングの支援をお願いしています。
ーマーケティング支援を受けての成果はいかがですか。
自社サイトの売上は年々右肩上がりで伸びています。
当初は「まずブランドを知ってもらう」という認知のフェーズでしたが、今では「実際に購入してもらう」という次のフェーズに移っていると実感しています。
ー印象に残っている取り組みがあれば教えてください。
インフルエンサーを起用したプロモーションです。
投稿された写真がとても魅力的で、当社のプロモーションにも活用させていただいています。
定点カメラでラックの組み立て工程を動画で発信してくださった方もいて、インフルエンサーごとにそれぞれ異なる角度からMETALSISTEMの魅力を伝えていただけたのが印象的でした。
ー今後の展望を教えてください。
現在、METALSISTEM以外にも新たな海外製品の取扱いを検討しています。
海外の優れた製品を、日本で必要とする人々のもとへ届けたいという思いをこれからも大切にしていきたいと考えています。
爆発的なヒットを狙うというよりも、これまで同様に「横の広がり」を重視しながら、信頼あるブランドとして着実に成長していければと思います。
ー最後にrefactoryへのコメントをいただけますか。
これまでの認知拡大に加え、今後は「転換率(CVR)」にも注力いただければと思っています。
お互いに率直に意見を交わし合える良い関係が築けているので、今後も学び合いながら共に成長していければ嬉しいです。引き続きよろしくお願いします。